昭和アンパンマン時代


年 表

西 暦
(和 暦)
特記事項
1973年
(昭和48年)
4月、『季刊詩とメルヘン』創刊!!

 やなせ・たかし先生が編集長を担当する、サンリオの詩と童話の雑誌『季刊詩とメルヘン』は、この年4月、創刊!! 予想以上に反響があり、1974年から『月刊詩とメルヘン』と改題。そして、2003年8月号までの30年間、読者から愛され続ける。やなせ先生は、後に「殆どぼくの趣味で始めたが…」と、著書などで語った。

9月、アンパンマン絵本誕生!!

 『やさしいライオン』(『キンダーおはなしえほん〔1969年5月号〕』)がとても評判良かったので、フレーベル館はやなせ先生に第2弾の絵本を依頼した。そして伝説の絵本『あんぱんまん』が、『キンダーおはなしえほん〔1973年10月号〕』に掲載!! しかし、当時は編集部、絵本評論家などから評判悪く、「こんな絵本これ一冊にしてください」と言われてしまう始末。そんなアンパンマンを陰から支えたのは、当時の子供たちである。

10月、『アリスのさくらんぼ』刊行!!

 サンリオから、やなせたかし短篇童話集『アリスのさくらんぼ』が刊行!! この童話集の6話目は、『飛べ! アンパンマン』。ストーリーは、子供の頃、井戸でアンパンマンに助けてもらった売れない漫画家ヤルセくんが、編集者の反対を押し切って、アンパンマンをモデルにした漫画を書き続けるといったもの。この時のアンパンマンは、自分のことを「おれ」と呼び、人に会うのはあまり好きじゃない、ニヒルでイカスやつだった。顔がない時は、へそを耳や口の変わりに使っていた。

1974年
(昭和49年)
12月7日、『怪傑アンパンマン』連載開始!!

 前年の『あんぱんまん』(『キンダーおはなしえほん〔1973年10月号〕』掲載)が評判悪かったため、今度は、やなせ先生自身を編集長とする『月刊詩とメルヘン』に連載を決めた。題して『怪傑アンパンマン』。記念すべき第1回は1975年1月号に掲載。当初は3ヶ月で完結する予定だったが予想以上に支持され、翌年の5月号まで連載が延期された。気になるストーリーは、売れない漫画家ヤルセ・ナカスを主人公に、作家の辛い人生を題材としたもの。当サイトでは、この伝説の大人向け長篇童話『怪傑アンパンマン』を、“詩とメルヘン版”と呼ぶ。

1975年
(昭和50年)
2月20日、『月刊いちごえほん』創刊!!

 1973年に創刊された『月刊詩とメルヘン』は、子供からの支持も多かった。そして、この年1月、ジュニア版の『月刊いちごえほん』を創刊!! この『月刊いちごえほん』は、永田崩先生、黒井健先生、葉祥明先生などのイラストレータを育てた偉大な雑誌。かつては、『アンパンマン』の作品発表場でもあった。

11月、『それいけ! アンパンマン』(絵本版)刊行!!

 フレーベル館より、絵本版2作目『それいけ! アンパンマン』(フレーベル館のえほん)が発売。市販向けの作品は、多分これが最初だろう。

1976年
(昭和51年)
4月7日、最初の最終回!?

 17回に渡って『月刊詩とメルヘン』に連載された『怪傑アンパンマン』は、1976年5月号でピリオドをうつ。この大人向けに書かれた物語は、殺人未遂で監獄に入れられたアンパンマンが、そこから脱獄するところで完結した。

5月7日、アンパンマン誕生の秘話!?

 『月刊詩とメルヘン〔1976年6月号〕』に、『アンパンマン雑記帳』が『怪傑アンパンマン』の番外編として掲載。内容は、K君とそのお母さんが、財布を落として家に帰れなくなったやなせ少年を助けるという、実際にあったことが書かれたもの。やなせ少年は、後に作家となり、K君とそのお母さんをモデルとしたヒーローを生み出す。そのヒーローの名はズバリ、“アンパンマン”。

5月、最初の絵本作品市販化!!

 アンパンマン最初の絵本作品となった『あんぱんまん』(『キンダーおはなしえほん〔1973年10月号〕掲載』)は、幼稚園や保育園などで購入するフレーベル館の保育絵本だったため、当時は、4〜6歳の小さな子供と、その保護者にしか知られていなかった。だが、この年の5月、『キンダーおはなしえほん傑作選〔8〕』という形でお店の本の仲間入り。表紙絵は、1973年タッチで『キンダーおはなしえほん傑作選』用に、新たに描かれたものである。

5月、『あんぱんまんとごりらまん』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本『キンダーおはなしえほん〔1976年6月号〕』に、『あんぱんまんとごりらまん』が掲載!! やなせ・たかし先生がこの作品に込めたメッセージは“憎き相手も優しくする”という心温まるも。そして、翌年12月、『キンダーおはなしえほん傑作選〔31〕』としてお店の本の仲間入り。現在は、絶版になっているが図書館などで見つけたら、是非とも読んでもらいたい。

8月20日、いちごえほん版『アンパンマン』スタート!!

 『月刊いちごえほん〔1976年9月号〕』に、漫画『あんぱんまん』の第1回が掲載!! 当サイトではこれを“いちごえほん版”と呼ぶ。いちごえほん版に登場するキャラクターは、全員オチャメニ描かれ、ジャムおじさんもちょっと危ない感じ。当初は2ページものだったが、後に4ページ化。コマ割りも複雑になった。タイトルについては、第53回(1981年1月号)で『アンパンマン』に改題されている。

1977年
(昭和52年)
2月、『怪傑アンパンマン』単行本化!!

 前年まで『月刊詩とメルヘン』で連載されていた『怪傑アンパンマン』が、ついに単行本として書店に並ぶ!! 単行本では、17回に渡って連載された話を『紫電雷雨の巻』『幻影魔人の巻』『月下の怪影の巻』『必殺の銃弾の巻』『悪魔の黒煙の巻』『恐怖の冷凍室の巻』『怪奇変幻の巻』『燃える虚空の巻』の8話に分けて編集された。

6月20日、しょくぱんまん登場!!

 『アンパンマン』の主要キャラクターの1人“しょくぱんまん”が、いちごえほん版第11回(1977年7月号掲載)にてデビュー!! 当時のしょくぱんまんは、胸のマークが「S」ではなく「にっこりマーク」、鼻の形は、まんまるだった。現在のデザインになったのは、同じいちごえほん版の第23回(1978年7月号掲載、デビューから丁度1年)からである。

10月7日、『怪傑アンパンマン』の続編!?

 読者からリクエストがあったのか、『月刊詩とメルヘン〔1977年11月号〕』に、『アンパンマン感傷す』が掲載。読み切りではあったが、『怪傑アンパンマン』には、きちんとと続編が存在した。ストーリーは、ヒロインミルカが行方不明になったアンパンマンを探すため、わざと、死ぬほどひもじい思いをするというところから始まる。そして、気になる結末は、アンパンマンたちの住む島が水爆実験のため四散してしまうという悲しいものだった。この作品は残念ながら、単行本には収録されていない。それも、そのはず、単行本が刊行されたのはその8ヶ月前だから。でも、『アンパンマン大研究』(フレーベル館刊)に、挿絵が載っている。もし、単行本が復刊することがあれば、この作品もきちんとと収録してほしいところだ。

10月20日、カレーパンマン登場!!

 『アンパンマン』の主要キャラクターの1人である“カレーパンマン”は、いちごえほん版第15回(1977年11月号掲載)にてデビュー!! 当時のカレーパンマンは、目が小さく、アンパンマンの顔が横に長くしたようなデザインだった。胸のマークはまるの中に「K」。それから4年経った、いちごえほん版の第58回(1981年6月号掲載)で、お目々がパッチリの現在のデザインに決定された。

1979年
(昭和54年)
4月、『あんぱんまんとばいきんまん』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本『キンダーおはなしえほん〔1979年5月号〕』に、『あんぱんまんとばいきんまん』が掲載!! 絵本版では、これがばいきんまんの初登場エピソードに当たる。ストーリーは、アンパンマンが湿った空気を吸って病気になったジャムおじさんを助けるため、ばいきんまんと戦うというもの。そして、同年7月、『キンダーおはなしえほん傑作選〔48〕』という形でお店の本と仲間入り。

6月20日、ばいきんまんが3匹!?

 いちごえほん版第35回(1979年7月号掲載)に、大型のボスばいきんまんと、2匹のミニばいきんまんが登場する。やなせ・たかし先生は、当初、ばいきんまんをハエのようなウジャウジャいる生物として考えていたらしい。でも、この設定は1980年3月まで。その後、ばいきんまんの仲間は、フケツマン、かびるんるん、べろべろまん、ドキンちゃんなど、いろいろ登場した。ばいきんまんと同じ形をしたキャラクターといえば、あかきんまん、あおきんまんが有名。

9月20日、バタコさん登場!!

 『アンパンマン』の主要キャラクターの1人である“バタコさん”は、いちごえほん版第38回(1979年10月号掲載)にてデビュー!! 当時のバタコさんは、とてもヤンチャに描かれた、個性の強いキャラクターだった。口癖は「びじんのいのちはみじかい」である。そんなバタコさんもアニメ版が始まると、仕事を1番に考える真面目で、地味なキャラクターに成り下がってしまう。個人的には、初期の子供らしいバタコさんが魅力的だったので、ちょっと残念。

1980年
(昭和55年)
2月20日、ばいきんまん死す!!

 いちごえほん版第43回(1980年3月号掲載)は、ばいきんまんが事故で死ぬという、アンパンマンでは考えられないちょっと残酷なストーリー。当時のばいきんまんは、1匹死んでは、また現れ、1匹死んでは、また現れるという現在とは違う設定だったらしい。作者のやなせ・たかし先生は後にばいきんまんについて、

怪獣だったらやっつけられて、それで終わりになっちゃう。しかし、ばいきんは何度やっつけられても、また出てきて、いたずらをする。」(『読売新聞〔2005年2月3日〕』より引用)

と語る。

3月19日、幻のキャラクター!?

 いちごえほん版第44回(1980年4月号掲載)にて、“フケツマン”がデビュー!! フケツマンとは、口から出す息でアンパンマンたちをかびさせるという、ばいきんまんの見方だった。そして、好きな女の子はバタコさん。かつては、主要キャラクターの一員だったが、1982年6月以降の作品には一切、登場していない。多分、かびるんるんとキャラクターが被ったからだろう。皆さん、そういうキャラクターがいたことをお忘れなく。ちなみに、アニメ版の第31回Bパート(1988年5月15日放映)にも“ふけつまん”という名のキャラクターが登場したが、あれとは関係ない。

4月、『ラーメンてんし』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本『キンダーおはなしえほん〔1980年5月号〕』に、『ラーメンてんし』が掲載!! ラーメンてんしはかつて、『アンパンマン』のキャラクターではなかった。ストーリーは、ラーメンてんしが両親を亡くしたシクシク少年を、立派なラーメン屋に育てあげるといったもの。この作品は、市販化されていないので、今後を期待しよう!!

5月、『あんぱんまんとしょくぱんまん』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本『キンダーメルヘン〔1980年6月号〕』に、『あんぱんまんとしょくぱんまん』が掲載!! これが絵本版でのしょくぱんまん初登場エピソードに当たる。ストーリーは、しょくぱんまんが顔を無くしたあんぱんまんを最後に助けるというもの。翌年9月、『キンダーメルヘン傑作選〔7〕』としてお店の本の仲間入り。しかし、現在は絶版なっているのは残念。今後、復刊されることを期待しよう!!

9月、おむすびまん登場!!

 アンパンマンの仲間の1人“おむすびまん”は、いちごえほん版の第62回(1980年10月号掲載)いてデビュー!! その後、『フレーベル館の幼年創作童話〔25〕』をはじめとする、彼自身を主人公とした作品がたくさん書かれた。

11月、いちごえほん版『アンパンマン』単行本化!!

 『アンパンマン〔1〕』(サンリオ・キャラクターブック)が、サンリオから刊行。この漫画絵本は、いちごえほん版を単行本として編集したもので、第1回第2回第3回第21回を、1つのお話としてまとめている。でも、初出時の作品を知ってる人には違和感を持ってしまう。

1981年
(昭和56年)
6月、『しょくぱんまん』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本『キンダーメルヘン〔1981年7月号〕』に掲載に『しょくぱんまん』が掲載!! しょくぱんまんは、かつて、『アンパンマン』からの独立を考えていた(結局、この作品だけで終わったけど)。ストーリーは、しょくぱんまんがいかだで漂流していたけんちゃんをテーブルじまに連れて行くというもの。そして、翌年9月、『キンダーメルヘン傑作選〔15〕』としてお店の本の仲間入り。しかし、現在は絶版となっている。

11月、『アンパンマンのサンタクロース』(絵本版)刊行!!

 フレーベル館より、『アンパンマンのサンタクロース』(フレーベル館の新創作えほん)が発売!! これが、『アンパンマン』最初のクリスマス絵本にあたる。ストーリーは、アンパンマンがしもやけになったくまのサンタクロースの代わりにクリスマスプレゼントを届に行くというもの。カレーパンマンも絵本版に初めて登場した(多分)。

12月21日、チーズ登場!!

 いちごえほん版第65回(1982年1月号掲載)にて、『アンパンマン』の主要キャラクターの1人(1匹)“チーズ”がデビュー!! この時の設定は、ばいきんまんとフケツマンが連れてきた悪い犬だったが、その後書かれた作品は、いずれもアンパンマンが連れてきたということになっている。

1982年
(昭和57年)
4月、『あかちゃんまん』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本『キンダーメルヘン〔1982年5月号〕』に、『あかちゃんまん』が掲載!! あかちゃんまんはかつて、『アンパンマン』のキャラクターではなかった。ストーリーは、あかちゃんまんが、森の動物たちを火山から守るというもの。そして、同年9月、『キンダーメルヘン傑作選〔18〕』としてお店の本の仲間入り。しかし、現在は絶版となっている。

6月、おむすびまん独立!!

 フレーベル館より、『おむすびまん』(フレーベル館の幼年創作童話)が発売。これが、おむすびまんを主人公とする最初の作品に当たる(多分)。ストーリーは、おむすびまんが旅の途中、いじわるだぬきのくろべえを懲らしめるというもの。おむすびまんを作ったおむすびおじいさんも登場した。

6月20、2度目の最終回!?

 1975年に創刊された『月刊いちごえほん』は、1982年7月号で幕を閉じる。そのため、その雑誌で連載されていた『アンパンマン』も最終回を迎えることになった。ストーリーは、雑誌休刊をテーマに、アンパンマン、しょくぱんまん、カレーパンマン、ジャムおじさん、バタコさん、ばいきんまん、フケツマンが、「さよなら」と読者に別れを告げる、現実と漫画の世界を混ぜこぜにしたものだった。そして、やなせ・たかし先生からも、

ながいあいだ
アンパンマンを
よんでくださって
ありがとう
またどこかで
おめにかかる
ひをたのしみ
に…………。

と読者にメッセージを送る。
 このいちごえほん版は、しょくぱんまんをはじめとする、いろいろなキャラクターが生まれた、思い出の深い作品だった。幻のキャラクターフケツマンは、この最終回を機に姿を消す。

7月、『なぞなぞのくにのあんぱんまん』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本『キンダーおはなしえほん〔1982年8月号〕』に、『なぞなぞのくにのあんぱんまん』が掲載!! この作品は残念ながら市販化されていない(新紙芝居版でリメイクされたけど)。今後、市販化されることを期待しよう!!

1983年
(昭和58年)
4月、『アンパンマン・ミニ・ブックス』シリーズ創刊!!

 当初は編集部の間では評判悪かった『アンパンマン』だったが、この頃、ようやく人気に火がつき始めた。そして、そのブームに合わせて『アンパンマン・ミニ・ブックス』が創刊!! この『アンパンマン・ミニ・ブックス』は全25巻のシリーズで、てんどんまん、はみがきまん、かいじゅうアンコラなどユニークなキャラクターが続々と登場した。現在は、絶版となっているが、図書館へ遊びに行く小さな子供たちからは、今でも愛され続けている。

5月、『かみしばいアンパンマン』創刊!!

 『アンパンマン・ミニ・ブックス』シリーズに続いて、『かみしばいアンパンマン』も創刊!! 記念すべき第1集は、『それいけ! アンパンマン』『アンパンマンとばいきんまん』『アンパンマンとしょくぱんまん』『アンパンマンとカレーパンマン』『アンパンマンとおむすびまん』の豪華なる4作品。

5月、『アンパンマンまじょのくにへ』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本『キンダーおはなしえほん〔1983年6月号〕』に、『アンパンマンまじょのくにへ』が掲載!! ストーリーは、まじょの家に閉じ込められたアンパンマンが、とらと力をあわせ、まじょをこらしめるというもの。この作品は多分市販化されていない(新紙芝居版でリメイクされたけど)ので、今後の市販化を期待しよう!!

1984年
(昭和59年)
4月、『アンパンマンとつみきのしろ』(絵本版)掲載!!

 『キンダーおはなしえほん〔1984年5月号〕』に『アンパンマンとつみきのしろ』が掲載!! 後に、『アンパンマンのぼうけん〔6〕』でリメイクされる。

NHKで『アンパンマン』がアニメ化?

 『アンパンマン』が人気があるという噂が広がると、テレビ各社からアニメ化の企画が持ち込まれるようになった。最初にスカウトしたのはNHK。しかし、ライバルの『三銃士』(1987年10月9日〜1989年2月17日、全52回)の企画が強く、結局、実現することはなかった。

1985年
(昭和60年)
1月、『アンパンマンとカレーパンマン』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本、『キンダーメルヘン〔1985年2月号〕』に、『アンパンマンとカレーパンマン』が掲載!! ストーリーは、カレーパンマンの“世界中の子供たちにもっとカレーを食べてもらいたい”という純粋な気持ちが描かれたもの。そして同年9月、『キンダーメルヘン傑作選〔26〕』としてお店の本の仲間入り。

8月、『アンパンマンとポットちゃん』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本『キンダーメルヘン〔1985年9月号〕』に、『アンパンマンとポットちゃん』が掲載!! 後に『アンパンマンのぼうけん〔3〕』という形で、お店の本の仲間入り。

1986年
(昭和61年)
4月、『あかちゃんまん』シリーズ創刊!!

 フレーベル館より、『あかちゃんまん』シリーズ発売開始!! あかちゃんまんのキャラクターデザインも、現在のものに変更。巻末には幻の主題歌が載っていた。

4月、『アンパンマンとぴいちくもり』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本、『キンダーメルヘン〔1986年5月号〕』に、『アンパンマンとぴいちくもり』が掲載!! 後に『アンパンマンのぼうけん〔2〕』という形で、お店の本の仲間入り。

1987年
(昭和62年)
3月、『アンパンマンともえるほし』(絵本版)刊行!!

 フレーベル館より、『アンパンマンともえるほし』(フレーベル館の秀作絵本)が発売。ストーリーは、ジャムおじさんとバタコさんがばいきんぼしに連れて行かれ、そこで奴隷として働かされるもの。

4月、『アンパンマンとだだんだん』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本、『キンダーメルヘン〔1987年5月号〕』に、『アンパンマンとみえないまん』が掲載!! 後に『アンパンマンのぼうけん〔1〕』という形で、お店の本の仲間入り。

5月、『アンパンマンとムシバラス』刊行!!

 フレーベル館より、『アンパンマンとムシバラシ』(フレーベル館の秀作絵本)が発売。ストーリーは、巨大なばいきんまんの歯から発生したムシバラスを、アンパンマンとハミガキマンが退治するというもの。このムシバラスは、ムシバキンマンとキャラクターが被っているため、今後の活躍は期待できなそう。

9月、『アンパンマンのぼうけん』シリーズ創刊!!

 フレーベル館より、『アンパンマンのぼうけん』シリーズ発売開始!! この『アンパンマンのぼうけん』シリーズは、1989年に渡って第15巻まで刊行された。『キンダーメルヘン』に掲載されたものもいくつかある。

1988年
(昭和63年)
4月、『アンパンマンとみえないまん』(絵本版)掲載!!

 フレーベル館の保育絵本『キンダーメルヘン〔1988年5月号〕』に、『アンパンマンとみえないまん』が掲載!! 後に『アンパンマンのぼうけん〔9〕』という形で、お店の本の仲間入り。

10月3日、アニメ版『それいけ! アンパンマン』スタート!!

 一時はNHKでアニメ化の話があったものの、結局、キャンセルされた『アンパンマン』だったが(1984年参照)、ボロボロな絵本を見た武井英彦氏がNNN系列(日本テレビ)で再企画!! そして、実現したのは1988年10月3日。題して『それいけ! アンパンマン』。記念すべき第1回は『アンパンマン誕生』(脚本:翁妙子、演出:永丘昭典)。2003年で放送15周年を向かえ、現在に至る。ただ、やなせ・たかし先生が描いた原作『アンパンマン』で育った世代の方からは、あまり良い声がかからない(暴力解決だから、確かに『アンパンマン』のテーマに合わないかもね)。

11月、『アンパンマンのサンタクロース』刊行!!

 フレーベル館より、クリスマス絵本の2作目『アンパンマンのクリスマス』(フレーベル館の秀作絵本)が発売。ストーリーは、アンパンマンたちが、プレゼントをもらえないこどもたちのために、自分のプレゼントを犠牲にするといったもの。そして、その1ヶ月後、『消えたサンタクロース』というタイトルで、アニメ化された。


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